カトマンズガングリ＠目黒＆ニルヴァナム＠神谷町

東京へ出張。目黒で会議だったので、東京にいた頃良く通ったネパール系のMAYAに行こうとしたら、同じビルの地下にチベット・ネパール料理の「カトマンズガングリ」という店が目に入った。この店も以前行った事があったけど、あまりにマニアックなジャンルなので長くは持たないだろうと勝手に思っていたら、４年過った今でも健在で驚いた。
ダルバートあるかな？と期待したけど、そのものは無くて、その代わり何品かのカレーを組み合わせたセットを注文。ダルスープ、キーマカレー、チキンカレー、野菜と豚肉の炒め物、ごはん＆ロティで１０５０円。ダルスープはさっぱりして豆の味わいが出ていて美味しい。キーマとチキンのカレーも、インド系とはかなり違いあっさりしていて、スパイシー感もそれほどないけど、意外にも物足りない感は無く、日本の煮物にも通じる味で美味しかった。ところで、ネパールにはキーマカレーってあるんだろうか？
会議の後は予定が読めなかったので特に食べ歩きは予定していなかったけど、意外にあっさり終わり時間が出来たので、急遽南インド料理の店「ニルヴァナム」に行く事にした。
地下鉄の神谷町からすぐだけど、普通のオフィスビルみたいな所の２階にあってちょっとわかりにくい。しかし、店内は綺麗な感じだ。
初めての店で色々な種類が食べたかったので、はじめてセットというのを注文。まずはプレーンドーサとワダ、サンバル、ココナッツチャトニが出てくる。ワダが熱々でうまい。チャトニもちゃんとしている。サンバルはお代わり自由なので、もちろんする。これだけでも既に大満足。
しかし、次にチキンカレー、マトンカレー、野菜カレーとケララポロタ、デザートのセットが登場。マトンもチキンもココナッツの風味を感じたり、やはり南インドっぽいテイストがあって美味しい。あっという間に平らげてしまった。
帰りにウェイトレスのなかなか可愛いインド人のお姉さんに、南インドでもマトンやチキンのカレーを食べるのか？と聞いたら、地域によって食べる所があるとのこと。南インド料理として一緒くたに考えてしまいがちだけど、その中でも州ごとや地域ごとに特色や傾向があるのだ。う〜ん奥が深い．．．
ところで、店内で日本人は何と僕一人だった。しかも皆グループやカップルで来ていて、一人で黙々と食べてるのも僕一人。そのせいか他の客がチラチラとこちらを見る視線を感じた。何だコイツ、変なヤツだな、とでも思われたか？でも気に入ったからまた来るもんね。
というわけで、思いがけず食べ歩きの充実した一日となった。