浜松カレーラリー記念トークイベント@Bija(浜松)

kappa-kun2009-12-27

今日は地元浜松の「浜松カレーラリー記念トークイベント」に参加してきました。浜松カレーラリーというのは、浜松のカレー屋さん5店がコラボして、それぞれに浜松ならではの食材を使った「浜松カレー」を作り、実際に各店で提供するという企画。5店全てを制覇すると「浜松カレー達人の証」がもらえたりします。カレーには浜松産の「お茶」「みかん」「山椒」「浜納豆」「豚肉」といった素材からいずれかをチョイスして使用する事になっているとのこと。ご当地カレーを作ろう、というありがちな企画ではなくて、あくまで浜松のカレー文化を盛り上げよう!という遊び心の中にも情熱のこもった企画で、今日はその参加5店の「浜松カレー」を食べながらトークショーも楽しめるというイベントです。そして進行役は何と、浜松の生んだカレースター・東京カリ〜番長の水野仁輔さん!僕は浜松の人間ですが、仕事の関係で浜松以外に居る事が多いので、実は地元のカレー屋さんにはあまり足を運べてなかったりします。そんなこともあって、今日は丁度いい機会だなと思って参加したんですが...いや〜、実際浜松のカレーシーンがこんないアツいとは、正直驚きましたよ、いやマジで。イベントは浜松カレーラリー参加の5店&水野さんのカレーを食すところからスタートし、それぞれのお店からメニューの開発秘話など交えたトークショーに進行。
まずは「太陽カレー」と「水野仁輔」さんのカレーが登場。太陽カレー(右)は浜納豆、お茶、みかんetc...を使い豚肉を煮込んだカレー。店主さんから詳細な解説もありましたが、かなり手間のかかった深い味わいです。水野さんの(左)は、ポークビンダルーを、酢の替わりにみかんを使って作ったというカレー。発想も面白いし味もオイシイ!

続いて今日のホスト店「Bija」のカレー(左)は、キーマカレーに浜納豆をトッピング、そしてみかんとお茶のチャツネを添えたカレー。本場インドでは数種類のカレーやチャツネなどを混ぜながら食べるのが普通ということで、こうしたスタイルにしたという事で、これも発想が凄いです。そして次は「ヤサカ」(右)のカレー。奥山高原産の豚肉&三方原の大根を使った味わいあるカレーです。年配の、かなり独特な雰囲気の店主さんですが、前述の5種の素材の中からは豚肉オンリーしか使わないというかなりパンクな方(笑)。独特な雰囲気はカレーに対する真直ぐな思いの賜物と納得。

そして「mana」のカレー(左)は、豚肉に山椒や浜納豆を練りこんで作ったつみれを具にしたスープカレー。浜松で栽培が盛んなチンゲン菜も使ったやさしい味わいのカレーです。最後に、磐田の「R食堂」(右)は、なんと餃子を具にした水餃子カレー。実はお店では別の浜松カレーを出してるけど、今日は特別にこのカレーを作ったそうです。

これだけ食べて、各店主&水野さんのカレートークも色々聞けて、最後は全員で「カレー最高!」(だったっけ?)とコールして締め。いや〜楽しいイベントでした。
そしてその後、関係者の皆さんの懇親会にちょこっと参加させて頂いちゃいました!偶然にも水野さんの隣の席で、それはもう色々と興味深い話を色々聞くことができましたよ。緊張&レベルが違いすぎてあまり積極的にお話できなかったのが少々残念でしたが...
今回参加の5店はいずれもカレー愛あふれる面白そうな店主さんばかりでした。これから今日の5店それぞれにも食べに行ってみたいと思います。地元浜松のカレーシーン、これから盛り上げていきたいですね!