デラファンタジアのネパールカレー

休みがとれたので、子供の幼稚園を休ませて、愛知万博のサテライト会場「デラファンタジア」へ連れて行く。子供の目当てはもちろんポケモンパーク。なかなか休みがとれない罪滅ぼしに、行列も人ごみも大嫌いなお父さんが奇跡的にやっと重い腰を上げた状態だ。
名古屋に勤務していながらここまで万博関連とは一切の接触が無かったので、今回が初の接近遭遇。とは言っても、この笹島のサテライト会場は万博っぽさなんか微塵も無くてほぼポケモン一色なんで、万博に行ったとはとても言えないだろうけど。
行ってみて驚いたのは、話には聞いていたけど、来場者からこれでもかと金を搾り取るシステムが完璧に構築されてる事。
まずアトラクションは現金精算を一切行っていないので、EDYカードというプリペイドカードを使うのが必須になっていて、このカードを１枚２０００円で購入する。しかし、これで２０００円分使用できるわけではなく、何とカード自体の値段が２０００円するのだ！つまり、この時点ではまだ残額は０円で、更にお金を払って任意の金額をカードにチャージしなければ使えない。
そしてアトラクションは値段も高い上に5歳以下の子供は親が同伴しないと乗れないものが多く、常に2人分の料金がかかるため「あっ」という間にお金は無くなっていく。
しかもEDYカードは１０００円単位でしかチャージできないのに、アトラクションの値段は６００円とか９００円とか微妙な料金設定になっていて、なかなかすっきり使わせないようになっている。
また、メインゲートの機械以外はチャージする際におつりも出ないシステムになっている為、長時間並んだ末１万円札しかなかった場合、泣く泣く１万円全部チャージしなければいけないという鬼のような事になる。
とにかく、かなり気を付けたにも関わらず、予定金額を大幅にオーバーして大変な事になった。もう万博も終了間際で今さら言っても遅いかもしれないけど、あんな所下手に行くもんとちゃいまっせ、本当に。今からでも行こうとか思ってる人、やめといた方がいいですよ、絶対。
というわけで本題。昼食は会場内に各国の料理が屋台風に出ていて、ネパール料理店の「エベレスト」も出店していたので、チキンカレー、ナン、サラダ、ヨーグルトのセット１０００円を食べる。
ちゃんとタンドールも設置してあってナンとか焼いてたけど、味の方はかなり残念．．．という感じ。カレーはコクもスパイシー感もまるで足りなくて、設備に限界があるのか、あまり本格的なのは客受けが悪くマイルドにしてしまっているのか．．．モモとかも無かったし、まあこういう場所ではあまり期待しない方が無難なんだろうな。
というわけで、色んな意味で疲れたけど、子供の笑顔だけが救いという１日だった。